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「SHIROBAKO」×「MUSASHINO」デザインマンホールが武蔵境地区に設置!

「SHIROBAKO」×「MUSASHINO」デザインマンホールが武蔵野市武蔵境地区に明日10月9日より設置開始!

設置に先立ち、10月4日(金)武蔵野クリーンセンター見学者ホールにてデザインマンホール製作発表会が行われ、小美濃安弘武蔵野市長とともにキャスト5人でマンホールのお披露目となりました。

 

【キャストからのコメント】

木村珠莉さん:

10年というすごく長い月日を超えてこうしてマンホールのデザインとして選んでいただけたことをすごく光栄に思います。『SHIROBAKO』というのがアニメ制作業界を描いたアニメなので、作ってきた皆さんの努力が報われたような気もして、そんな部分でもすごく嬉しいなって思います。

『SHIROBAKO』はテレビアニメシリーズの5年後ぐらいに劇場版も公開されたんですけど、監督たちが「アニメ業界の今を描きたい」というのをすごくおっしゃっていて、本当にその時その時の状況が切り取られているなと思っています。

キャストである私たちもアニメ制作に関わっているような感動をもらいながら作っていた作品なので、10年経ってまた今新しい現場を描いてくれないかなっていうのをちょっと思ったりもしています。

そして『SHIROBAKO』という作品は、アニメ業界を描いているものではあるんですけれども、ベースはお仕事アニメなんですよね。本当にどなたが見ても自分に落とし込めるというか、学生さんが見ても仕事ってこのようにやっていくんだな、悩みながら大人も進んでいるんだなっていうことに触れることもできますし、社会人の新人の子が見ても、中堅の人が見ても、ベテランの人が見ても、何かしら心に刺さる人物やセリフだったり、そういう状況があるアニメだと思います。繰り返し見ていただいても、新しく見ていただいても、その時々で自分の胸に刺さるシーンがある素晴らしいアニメだなと思っていますので、ぜひまだ見たことがない方にも見ていただきたいなと思います。

 

佳村はるかさん:

オンエア前にこの5人ですきっぷ通り商店街に遊びに行ったりだとか、放送が始まっても武蔵野市とのコラボレーションとしてナレーションをさせてもらったりだとか、いろいろイベントをさせていただきましたが、こうやって武蔵野市長や武蔵野市を盛り上げてくださっている皆様と一緒にこういった機会でそれぞれの思いを聞かせていただくことはなかなかなかったので、10年目にしてとても嬉しく思っております。

とはいえ10年前の作品なので、展開といえばやっぱりちょっとずつ少なくなってはくるんですけれども、こうやって武蔵野市さんが企画してくださったおかげで、また私たちも『SHIROBAKO』のメンバーとしてこうやって表舞台に立つことができるので、とても嬉しく思っております。

先程木村さんも言われたように、いろんな業界の方が見ても楽しめる作品だと思います。

私の父も本当にアニメを一度も見たことがないというぐらいの父だったんですけれども、やはり本当に仕事に通ずるところがあって、泣いたり笑ったり、とても楽しいと言っていたので、ぜひアニメに興味がある方も、まだアニメをあんまり見たことがないという方にも、ぜひ見てほしい作品です。

 

千菅春香さん:

10年前、武蔵野エリアでファンの方に向けたお渡し会をやらせていただいたり、佳村さんも言ってた通りコラボレーションという形で来させていただいたりという思い出がある中で、最近では、その時作品のファンだった方が業界に入りましたとか、自分が仕事でこういう風に役職が変わりましたみたいな話を聞くこともすごく増えました。そして自分自身も社会の中で立ち位置が変わったりっていうのもすごく感じてきて…。

そんな10周年の節目にマンホールの設置というイベントで、改めてそういう想いをお話しできる機会があることがありがたいです。

作品の中でも世代間の話が一つのトピックスとして取り上げられていたりしますが、今回のデザインマンホールがよりたくさんの方とこの作品の接点になり、そしてさらに幅広い方にご覧いただくきっかけになればいいなと思っています。

 

髙野麻美さん:

『SHIROBAKO』が始まって10年、アフレコから考えるともう少し経ちますが、その10年の中で『SHIROBAKO』では放送が終わってもまた劇場版があったり、劇場版が終わっても、またその劇場版公開当時コロナ禍で叶えられなかった舞台挨拶を今年やらせていただいたりとか、何年に一度かは作品に触れる機会が私たちもあって。

また今回こういうマンホールという形に残るものが『SHIROBAKO』で増えたという喜びがすごくあります。それは本当に『SHIROBAKO』を愛してくださる方がたくさんいるからだなと、いうふうに感じられてとても嬉しいです。『SHIROBAKO』を今まで見たことがない方に対しては、本当に人生損しているような気がしますので(笑)、ぜひぜひ配信などで見ていただきたいなと思います。

 

大和田仁美さん:

私自身何回か定期的に見直しているんですけれども。そのたびに以前はこのシーンスルーしてしまっていたけれど、今はこの何気ないシーンが刺さるとか、すごく毎回気づきが違っていて。何か今の自分における状況によって違う言葉が胸にきたり、10年間ずっと寄り添ってくれているなって思える本当に大事な作品だなと改めて思います。

どこかの土地に行くときって、何か想いとか知識とか思い出とか、そういうものがあると全然違った景色に見えるというか。武蔵野市にマンホールが設置されることで、一つ『SHIROBAKO』を思い出すきっかけになるものになるなと、すごく嬉しく思います。武蔵野市は『SHIROBAKO』の世界の中の景色がいっぱい散りばめられている場所なので、『SHIROBAKO』のキャラクターたちがいた場所がここにあると感じてほしいです。

今でも『SHIROBAKO』って本当に面白いよねって言ってくださる方がたくさんいて、自信を持ってお勧めできる作品です。テレビアニメのことよくわからない、どうやって作っているのかわからないって方に特にお勧めなのと、こういうふうに熱意を持って作られているんだよということを知って、アニメの見え方も変わってくるきっかけになる作品だと思いますので、ぜひぜひ見ていただきたいです。

劇場版『SHIROBAKO』特別記念上映会「変な話、1周年記念舞台挨拶」オフィシャルレポート(後編)

続いては事前に募集されたファンの方たちからの質問コーナーに。

質問 その1)
劇場版で、絵コンテでは元々存在していたけどカットしたシーンや、 作画までされていたけどカットされたシーンがあると聞きました。それらのシーンを追加した『劇場版 SHIROBAKO ディレクターズカット版』を観てみたいです!ぜひとも制作していただけませんか!?

脚本の時は30分くらいカットしたんですけど、どこをカットしたのか今ひとつ覚えてなくて(笑)。さっき控室でも話したんですが、遠藤(亮介/CV:松本忍)はパチンコにハマっている設定でした。でもいくらなんでもそれはダメでしょということで、ゲームセンターに変わりましたね。初期では吉祥寺をウロウロしているシーンがあったんですよ。大体カットした部分はカットしてよかったと感じることが多いです。ほかの人にガッツリ切ってもらった方がテンポ良くなったりすると思います。(水島監督)

遠藤のこと、もっと嫌いになっていたかもしれない…。(木村さん)

見たいとは思わない…カットされてよかったって思うことあるんですね(笑)。(佐倉さん)

ディレクターズカット版ですが、今回は意味があって切ってるので、それはないかなと。遠藤の名誉のためにも(笑)。(永谷さん)

質問 その2)
変な話、 テレビシリーズはムサニがのぼり調子のところで終わったはずなのに劇場版は暗い雰囲気から始まってびっくりしました。テレビシリーズと劇場版の間の話も見てみたかったなと思ったのですが、キャストの皆さんは間にあったかもしれないこんな話も見てみたかったというのはありますか?

タロー(高梨太郎/CV:吉野裕行)平岡(大輔/CV:小林裕介)が独立して2人がチームを組むことになった経緯の話は見てみたいです。(木村さん)

私は絵麻と久乃木さんが同居することになった経緯は見て見たいかも。(佳村さん)

いい感じで終わったテレビシリーズを受けての劇場版は、まず一度、皆で落とし穴に落ちてもらおうと思いました。まずはそこからだろうと。もちろんその中間を作ろうと思えば作れるのですが、多分遠藤の闇落ち、いかにダースベイダーになったかとか、いかに山田(昌志/CV:浜田賢二)が調子に乗っていったかとか、そんな楽しくない話が多くなりそうな気がします。(水島監督)

質問 その3)
アニメ制作を題材にしているからこそ、この作品に参加後アニメ制作に関わり意識が変わった点はありますか?変わった点はどこですか?視聴者として、出演・制作者側として別々に答えていただけると嬉しいです。

私が変わったということとは違うのですが、『SHIROBAKO』を経てアニメ制作ってこんなに共同作業なんだなとすごく印象に残りました。それまではもっといろんなクリエイターさんが個々にやったものの集合体みたいなイメージがあったんですけど、それよりも、もっと協力して作っていってるものなんだなと。(髙野さん)

特に『SHIROBAKO』はなんですけど、エンドロールなどに流れるクレジットが全員主人公のように思えてくるようになりました。キャラクターではないけれど、でも『SHIROBAKO』を作っているのはこの方々。今までなんとなく見てしまっていたクレジットが立体感を帯びて見えるようになりました。(大和田さん)

私もアニメ制作に対しては、言ってしまえばオートマティックなイメージを持っていたんですが、こんなにも躓くこともあれば、人間の感情のバイオリズムで引っかかることもある。意外と泥臭いところがあるんだと、より好感を持てました。(佐倉さん)

テレビシリーズの放送後、業界の人たちからも今まで何となくでしか知らなかった、自分のセクション以外のアニメ制作のことを知ることができたという意見を多くいただきましたね。(永谷さん)

質問 その4)
アニメだとアンデスチャッキーのキャラで武蔵野動画の過去を振り返る話が大好きでした。『SIVA』クライマックスでもヘドウィック、ラウル、スイカ、チーク、ハートフルを皆さんが兼ね役で演じていまし たが、あの場面はあおいたち5人を投影した作りやアフレコだったんでしょうか?

5人皆さんで演じてもらおうというのは実は後で決まったこと。音響制作の方に「大丈夫そうですかね?」と聞いたら「大丈夫じゃないですか」みたいな感じだったので、じゃあそれでいこうと。(水島監督)

私はラウルとアルテを演じたのですが、アルテはしずかとして、ラウルは私自身が少年役を演じることになったんです。実はある意味ずかちゃんよりも緊張していました。(千菅さん)

と、このイベントならではの裏話を聞くことができました。
質問コーナーのあとは、写真撮影に。


会場の出入口からはロロの着ぐるみも登場し、ファンと一緒に監督、キャスト陣がいろいろなポーズで写真を撮っていました。

約1時間、ノンストップで行われたトークの時間もあっという間に終わりの時間に。
まだまだ話足りない、もっと聞いていたいと感じていたのはファンもキャスト陣も同じようでした。

最後の挨拶では、

4年、いや1年越しに舞台挨拶が叶い、こうして皆さんの前で宮井についてお話ができてとても楽しかったです。『SHIROBAKO』に出会ってからシステマティックに見えてたクレジットの名前の文字にも、その裏にある人間味が見えてきました。アニメ業界だけではなくいろいろな職業がありますが、作中で起こっていることは、多分身近に感じてもらえるのではないかと思っています。この作品を生み出してくださったスタッフの皆様に感謝。そしてまた皆さんにお会いできる日を楽しみにしています。(佐倉さん)

テレビシリーズの時は本当にまだぺーぺーで、初めてのメインキャストとして関わらせていただいた作品であり、私にとってとても思い入れのある作品です。『SHIROBAKO』で今井みどりが演じさせていただいたことによって、あらためてアニメってこんなに素晴らしいものなんだ。こんなに熱意を込めて作られているものだからこそ、小さい頃から私はそれを受け取ってこの業界に憧れたんだなと幸せを感じています。劇場版でいつもエンドロールのところで泣いちゃうんですよね。日々どんなことがあっても何か失ってもどこかで躓いても、にっちもさっちも行かないみたいな時があっても、とにかく足掻いて前を向いて進んで歩いて行った先に何かひとつ奇跡が起きたり、何かを掴めるかもしれないという温かいパワーみたいなものを『SHIROBAKO』に登場する人たちから受け取って、本当に大好きな作品です。たぶんここに集まってくださっている皆様もそうやって、『SHIROBAKO』のパワーを感じ取っていただいて、何かあった時に思い出してくださっていると思うので、これから先も『SHIROBAKO』を思い出してずっとずっと応援していただけたらなと思います。たくさん話したいことはあるけれど、またどこかで会えると信じております。(大和田さん)

1年前というか4年前。本当は舞台挨拶がたくさんある予定でした。こうやって上映後の皆さんの顔を見ることが私にとっての希望で、あの時の夢でした。でもそれが叶わなくて、もうずっとこういう機会もないだろうなと正直、諦めていたところがありました。でも『SHIROBAKO』という作品がとても愛され続けているからこそ、こういう機会があり、それが本当に嬉しいです。公開当時、コロナで絶望を感じていながらも劇場版『SHIROBAKO』を上映初日に見に行って、閑散とした映画館の中ででも「きっとこの物語はいつかいろんな人に見てもらう機会がいっぱいあるはずだ」と信じていました。こうやって実際に皆さんに会えたことが、とっても嬉しいです。これからもこうやって『SHIROBAKO』のことを語れる機会があったらいいなと願いながらも、私も登場人物たちと一緒に、美沙と同じようにジタバタ声優をやっていこうと思います。(髙野さん)

今日は拙い言葉ではありましたが、こうしてステージ上から劇場版を踏まえての自分の気持ちや、いろいろなことを皆さんに受け取ってもらえて嬉しかったです。直接お話ししてるわけではないですけど、こうして皆さんの表情とかを見てると、「わかる!」みたいな気持ちになられているんだなと感じる瞬間がありました。『SHIROBAKO』は皆さんもそうだと思うんですが、何回見ても見る時の自分の経験だったり、感じ方によって全然違う響き方をする作品。自分自身もこの4年の間にものすごく変わって、とても不思議な気持ちになるんです。おいちゃんが丸川(正人/CV:高木渉)元社長に「道しるべになるような、そんな作品を期待している」と言われ、ハッとするシーンがありますけど、自分も誰かしらの道しるべみたいになっているんだろうか? これって1年前とかそんなこと考えてたか? とか。どんどんひとり言になっちゃうんですけど…そういういろんなことを思いながら、その一端を皆さんと共有できたんじゃないかなと思います。また機会がありましたら、そういう気持ちを『SHIROBAKO』を通して共有できたらと思います。(千菅さん)

劇場公開の舞台挨拶が中止になった時、みんなでいつか何かできたらいいねって話していたんです。でも正直できないかもという気持ちもあって。だから本当に4年経った今でもこんなに満員で、しかも本当に皆さんと会えているんだと嬉しさを実感しています。4年経ってもこんな風に語れる機会がある作品がすごく恵まれているなと思うし、来年でアニメ放送から10周年なんです!(佳村さん)

違うよ。今年だよ!! 今年の10月に10周年だよ!でも秋、冬クールだったから、2025年も10周年の期間だ(笑)。(木村さん)

そうでした!ごめんなさい…。10周年になって、もしイベントもなさそうなら、ライブ配信でもやろうかと話していたんですが、皆さんの声で今日の舞台挨拶も実現できたと思うので、例えば今年10周年なので「ぜひオールキャストでのイベントを見たい!」と言ってくださればできるかもしれない。それも期待しています。(佳村さん)

皆のコメントでウルウル来てたんですけど、笑い涙に変わってしまうとは思いませんでした(笑)。オープニングでもお話したんですが、私は主役ということもあり、こうやって皆さんの前で劇場版の『SHIROBAKO』について話す機会は何回かいただいていました。でもやっぱり皆で舞台に立ちたかったという思いがすごくあって。コロナになって本当に本当に残念で、ネガティブな気持ちにもなったけど、全員で励まし合い、今日という日を迎えられました。それは本当に永谷さんはじめスタッフの皆さんでこういう計画を立ててくださったことと。そして『SHIROBAKO』を好きだって思ってくださっている皆さんのおかげです。本当に感謝しています。るるちゃんも言ってましたけど、今年が10周年なわけですよ!なのでこれに終わらず、『SHIROBAKO』といえば伝説的なイベント、「『SHIROBAKO』秋祭り」がある。まさに10月で10周年ということは、めちゃめちゃぴったりなんじゃないかと思っているんですが、どうですか永谷さん!(木村さん)

何か考えていこうね(笑)。(永谷さん)

今日は遠藤さんの話ばかりで、まだまだ好きな話をしたい。『SHIROBAKO』のここがいいっていう話をもっともっとしたいので、そういう場とか、それ以外にもたくさんたくさん、これからも色々『SHIROBAKO』についてみんなで話したりできる場があることを期待してます、永谷さん。皆さんも是非是非それが実現できるように、これからも好きでいていただけると嬉しいです。(木村さん)

コロナで大変だったというのはあるんですけれど、私はちょっと前向きに捉えていて、あれ1ヶ月2ヶ月もしずれてたら上映中止ですよね。上映できたのはよかったと思っています。でも実を言うと、まさか劇場版をやるとは夢にも思わなかったんです。劇場版が2020年公開でしたが、2016年にとあるプロデューサーから「焼肉を食べに行こう」と誘われたんですよ。そしたら「『SHIROBAKO』の続きを作らないか」と。騙された!って感じだった(笑)。ただ毎回テレビシリーズの時も劇場版の時も大体言いたいことは全部言い尽くしたと言いつつ、全然足りない。今はなかなかお金集め大変ですが、去年YouTubeで1ヶ月無料配信をして、再生数100万超えましたよね。約2時間のものが100万再生ということは、これ、お金集まるんじゃないですかね⁉︎(水島監督)

監督、そのあたりは裏で話しましょう(笑)。(永谷さん)

もちろんテレビシリーズ、劇場版、スピンオフという考え方などいろいろあると思います。タローと平岡の話、個人的に絶対お金は出ないと思うけど、「ミムジーとロロのやさぐれ大冒険」みたいなものも見たいなと思っていて。で、その時は、より深い落とし穴を用意して、さらに底には針が刺さっていて。そんな穴から這い上がるようなもの。いろいろ文句を言いたいアニメ業界ではありますけれど、そこはなるべく明るくできればと思いますので、どうかピーエーワークスと永谷さん、お金集めをよろしくお願いします!今日はどうもありがとうございました。(水島監督)

と、10周年のイベントや次回作への夢や希望も飛び出しつつ、最後は木村さんの掛け声で、定番の決め台詞「どんどんドーナツ、ドーンと行こう!」の大合唱で大盛況の上映会&舞台挨拶イベントは幕を閉じました。

(文・パブリシティーライター 豊田直顕)

劇場版『SHIROBAKO』特別記念上映会「変な話、1周年記念舞台挨拶」オフィシャルレポート(前編)

2024年2月29日、東京・新宿バルト9において劇場版『SHIROBAKO』特別記念上映会「変な話、1周年記念舞台挨拶」が開催されました。

実は劇場版『SHIROBAKO』の舞台挨拶は、4年前の2020年2月29日の公開と同時に行われる予定でした。
しかし新型コロナウイルス感染症が拡大中であり上映そのものも危ぶまれる中、舞台挨拶を行うことは困難と判断。残念ながら公開3日前の2月26日に中止が決定されました。

ですがこれまで多くのファンに支えられてきた『SHIROBAKO』。
劇場公開から4年。閏年としては一周年となるこの日、ついにファン、そしてキャスト、スタッフが心待ちにしていた上映会&舞台挨拶が開催されました。

会場に集まったファンの方々は、まずスクリーンで劇場版『SHIROBAKO』を堪能。
その後はいよいよ待望の舞台挨拶に。

司会を務める永谷敬之プロデューサー。
続いて監督の水島努さん、宮森あおい役の木村珠莉さん、安原絵麻役の佳村はるかさん、坂木しずか役の千菅春香さん、藤堂美沙役の髙野麻美さん、今井みどり役の大和田仁美さん、宮井楓役の佐倉綾音さんと続き、計8人でのクロストークが始まりました。

 

こうして皆さんの声が聞けるっていいですね。今日は監督、キャスト揃っての舞台挨拶ができることをとても嬉しく思っています。最後まで楽しんでください。(木村さん)

花粉症で声が万策尽きているんですけれども(苦笑)。こんなにたくさんのファンの皆さんで満員になった映画館を見られて本当に嬉しいです。今日は皆さんで『SHIROBAKO』の思い出を語っていきましょう。(佳村さん)

こうやって皆さんの前でお話しするのは4年、もとい閏年1年越し。この光景を見るととても嬉しい気持ちになります。今日は時間いっぱい皆さんとこの気持ちをシェアしていけたら嬉しいです。(千菅さん)

1年前は叶わなかった舞台挨拶が実現できて、また当時『SHIROBAKO』のイベントにも来てくださったファンの方もお見かけできて、とても嬉しい気持ちです。今日はたくさん『SHIROBAKO』の話をして楽しみたいと思います。(髙野さん)

公開当時は舞台挨拶ができず、とても悔しい思いをしましたが、やっと皆さんの前に立つことができました。本当に今日という日を迎えられて嬉しいです。今日はたくさん『SHIROBAKO』の愛を語り尽くしたいと思います。(大和田さん)

取材などで『SHIROBAKO』のことをお話しする機会はあったのですが、ファンの皆さんを前にしてのイベントは初めて。どんな空気感なのか楽しみにしております。(佐倉さん)

などの挨拶のあとは、劇場版の制作にまつわる話題に。
まずは劇場版のアフレコを振り返ってのトーク。

劇場版、舞茸さん*とりーちゃんがすごくいい関係を築いていたじゃないですか!特にキャッチボールの場面はとても素敵なシーンだなって印象に残っています。(木村さん)
(注釈)*舞茸さん…舞茸しめじ(CV:興津和幸さん)。シナリオライターで今井みどり(りーちゃん)の師匠。

アフレコ現場では皆が「しめじさんとりーちゃんいい感じだよね。実はアヤシイ関係ではないか!?」とすごい盛り上がっていたんです。でも今井みどり役の私としては最初に台本を読んだ時も全然そんな気はなくて、演じてる時もそうは感じなかったんです。でも今回のイベントの前にあらためて見直したら「アレ!? ちょっとアヤシイかもしれない」と(笑)。もしかしたら2人は10年後くらいに結婚しているのかもしれないと思ったのですが、どうなんでしょうか監督!(大和田さん)

恋愛関係は基本的にずっと避けてきた部分なんです。なるべく触れないように触れないようにって。唯一結婚させたのが宮森のお姉さん(宮森かおり/CV:森谷里美)。それでちょっとお茶を濁したつもりだったのですが、アフレコの時にものすごく糾弾されまして(笑)。でも実際に難しいんですよね。『SHIROBAKO』はお仕事アニメではあるけれど、萌えアニメ的な部分もある。勝手に結婚させると怒られるんですよ(笑)。でも舞茸がみどりに告白してフラれたほうが面白くないですか? それで舞茸が尖ったシナリオを書き出したらさらに面白いですよね。(水島監督)

私は『なめろうマーチ』が印象に残っています。実は収録当日、水島監督から「音程が変わります」と。皆で「ずんずんナメナメずんずんナメナメ♪」ってすごい練習してた思い出があります。ただ出来上がった映像を見ると少し狂気ではありましたが(笑)、絵麻たちが楽器を持って踊っていたりして、とても楽しいシーンだなって。(佳村さん)

最後のフレーズって「ずんなめずんずんずん、なめ~!」ですよね。でもどうして音程が変わったのか全然覚えてないです(笑)。あの時はギリギリまで歌詞を書いていて、音楽を発注する時間もなかった。だからもうクラシック(シューベルト/軍隊行進曲)を使おうということになりました。無料ですしね。(水島監督)

劇場版では自分が音楽プロデューサーをさせてもらっていて、音楽周りを監督とやらせてもらったんですが、確かにバタバタでしたよね。それこそ本編の中で起こっているようなことが音楽の現場でも起こっているみたいな(笑)。劇場版『SHIROBAKO』は絵コンテ全部ありましたっけ?(永谷さん)

いやないですね。なるべくその話には触れないようにと思っていたんですけど(笑)。本当は絵コンテが全部あがってから音楽の打ち合わせをします。「このシーン。カットいくつからいくつまではこの音楽を入れましょう」と。でも劇場版では絵コンテがないので「こんな感じのシーンが多分あります」みたいな感じで発注しました。(水島監督)

音楽を担当されたのはテレビシリーズに続いて浜口(史郎)*さんだったのでツーカーな感じで問題なく進められました。(永谷さん)
(注釈)*浜口史郎 … 『SHIROBAKO』テレビシリーズから音楽を担当。ピーエーワークス作品では『花咲くいろは』『TARI TARI』などを、水島監督作品では『ガールズ&パンツァー』などで音楽を手がける。

唯一フィルムスコアだったシーンがあって、それが劇中劇の『空中強襲揚陸艦SIVA』。『SIVA』のシーンは絵コンテが出来上がってから音楽を全部作ってもらっているので、ピッタリ合っています。(水島監督)

私は水島監督が「なめろうってこんな声で、こういうキャラだったんですね」とおっしゃっていたのが印象に残っています。(木村さん)

実は全然イメージが違いました。でもまあこうしたいならいいかなって(笑)。(水島監督)

あのシーン走り回る男の子たちもいいですよね。子どもたちの声はいろいろなキャストが担当したのですが、特に新川奈緒役の日野まりさんがアフレコブースの中を走り回るくらいの感じで悪ガキを演じていたのも印象深いです。(千菅さん)

私は大勢でアフレコをしたことが印象に残っています。コロナ禍を経て、今ではあんなに大人数で収録することはもうないですし、当時でも『SHIROBAKO』は登場人物が多かった。スタッフさんがお昼ご飯用にデパ地下でたくさんの種類のお弁当を買ってきていただいたのも思い出です(笑)。(髙野さん)

アフレコの思い出と言えば、これはテレビシリーズの時からですが、“誰推し”かという話題はずっとしていましたよね。特に劇場版になって印象が変わったキャラクターもいましたから。各々が劇場版から参加された佐倉さんに推しのプレゼンをして「で、佐倉さんは誰がいいですか!?」と(笑)(大和田さん)

そうでした! 私は編集の佐倉(良樹/CV:高梨謙吾)さん推しです。ただ見返して思ったのが、セリフの少ない順からボロが出てないだけなんじゃないか…って(笑)。あと佐倉さんの隣にいたマッシュボブの男の子。ああいう人アニメ業界にたまにいますよね。謎のリアリティを感じました。(佐倉さん)

などなど、アフレコ当時の思い出話に花が咲きました。このあと各々が佐倉さんに誰をプレゼンしたのかという話題になりましたが、何故か遠藤(亮介)の妻・麻佑美の離婚説が出るなど一番の盛り上がりに。

さらにそれぞれ劇場版で役を演じてみての感想を、

テレビシリーズは宮森さんをはじめ皆が明るい雰囲気で終わりましたが、劇場版では『タイムヒポポタマス』のことがあって、暗い雰囲気からスタートする。自分としては明るくイキイキしていて欲しかったですが、くすぶっている感じもリアリティがあるなって。上手くいかないこともあるし、どうにかしたいのだけどできない。でもそこで諦めるのではなく、劇場版の仕事を「やります!」と言える前向きさを失っていなかった。とても宮森さんらしく演じていて嬉しかったです。ミムジーとロロに関しては、どうしちゃったのロロ〜って思いました(泣)。(木村さん)

絵麻ちゃんは、テレビシリーズだと「私、アニメーターでやっていけるかも」と明るいところで終わりました。劇場版でもおいちゃん(宮森あおい)に対してしっかり話していたり、久乃木(愛/CV:井澤詩織さん)さんと明るく食卓を囲んだり、成長したんだなと思っていたんです。でもそう上手くはいかなかった。作画監督というポジションで、かつての先輩である小笠原(綸子/CV:茅野愛衣)さんに指示を出す側になる。でも演出の円(宏則/CV:斎藤寛仁さ)んから「それだけではダメじゃないですか」と厳しい言葉を受けた時、ダメという言葉に対して自分がダメなんだと捉えてしまう。ステップアップはしているけどもマイナス思考なところは直ってない。そういう少し視野の狭い部分はテレビシリーズの頃の絵麻ちゃんっぽくて、絵麻の愛おしいところでもあるなって。劇場版ではそれを乗り越えて、絵麻のさらなる成長を感じることができて嬉しかったです。でももし続編があったらまたいろいろ悩んでしまうんだろうなって思います。(佳村さん)

アニメ業界を描いている『SHIROBAKO』の中でも、ずかちゃん(坂木しずか)は声優。テレビシリーズの時は新人声優で、実際に演じる私も新人でした。当時は「それってつまり…」と謎の禅問答みたいになってしまったのを覚えています。でも小難しいことを考えても器用なことができるわけでもなく、毎回何とか乗り越えていった感じでした。劇場版になって、ずかちゃんは少し仕事が増えている。それが自分の一番望んでいるような仕事ではないにしろ、キャリアとしては確実に前に進んでいる。それを演じる自分もその差を出せるようにといろいろ考えましたが、やっぱり頑張るしかないなって。そうしたら縦尾まり役の横尾まりさんが「テレビシリーズの時とまた変わったね」と声を掛けてくださって。ずかちゃんを演じることで声優としての自分のお芝居を定点観測できたような感じでとても貴重なお仕事でした。(千菅さん)

美沙はテレビシリーズの時は自分のやりたいことをするために悩みながらも大きな会社を辞めて、自分の行きたい道に進む。ある意味正しくある子という印象がありました。ですが劇場版で演じてみて、美沙って思い込み激しいキャラクターなのかもと。もうこれ以上仕事は請けられないとなった時「いや、いけます。私ショートスリーパーなんで」って。多分絵麻と一緒で美沙も実は視野が狭くて、人間としてまだまだ未熟な面がある子なんだろうなというのが印象的でした。メインの5人、というか『SHIROBAKO』の登場人物はほとんどがそうかもしれないですけど、人間らしい未熟な面がある人たち。そんなキャラクターたちがジタバタしていく物語なのかなと。私、髙野自身も未熟だからこそ、そういう物語に助けられるというか、未熟だからこそ頑張ろうって思える。そんな作品に参加できてとても嬉しかったです。(髙野さん)

劇場版でみどりを演じる際、実は不安もあったんです。でも現場の空気が本当に心地良くて。珠莉ちゃんが引っ張ってくれながら、とてもチームワークがいい熱気のある現場。不安もどこかに飛んで、すぐにみどりに戻ることができました。テレビシリーズの時は、先輩たちがすでにアニメ業界で働いていて、少し焦りながらもチャンスがあれば食らいついていきます! みたいな前向きな感じでした。でも劇場版では落ち着いたというか、ちゃんと経験値を積んだ落ち着き、冷静さがあって、それが新鮮で面白かったです。先ほども話題に出ていた、しめじとみどりのキャッチボールのシーンも、あの2人だから成立していた。しかもみどりは臆することなくワードを投げかけていて、そこに成長を感じました。しかも最終的に「師匠じゃない、商売敵だ」と言ってもらえたのもすごく嬉しかったですね。みどりはこれからもいろいろ悩みながら、脚本家として進んでいくんだろうなって思えた劇場版でした。あ、話しながら「しめじ」って呼んじゃった(笑)。(大和田さん)

『SHIROBAKO』は声優業界でも話題になっていて、アフレコ現場でも「実は私がモデルなんだよね」と話している方がいたり、何だか楽しそうだなと思っていました。テレビシリーズは俯瞰して見ていたのですが、劇場版で宮井を演じるとなった時は少し不安というか、実はあの頃、宮井のようなお姉さんキャラを演じる機会があまりなかったんです。で、実際に脚本を読んで見るとああいうキャラ。スタッフさんは私にどういうイメージを抱いているのかな? って思いました(笑)。でもきっとやりきってくれる人を探してたんじゃないかな、と思い、それならストレス発散して帰るか! と。アフレコは非常に楽しかったです。ただ1箇所、後半に契約書を読み上げる長台詞のシーンがあるのですが、当時の自分には結構荷が重くて。契約書なんて見たことはあまりないし、どういう風に読み上げればいいんだろうと緊張していました。ですが、テレビシリーズから続く現場の暖かい空気感、その和気藹々さに混ぜてもらい、皆さんが緊張を解きほぐしてくださったので無事乗り切れましたね。(佐倉さん)

という回答に。また佐倉さんからは、

ちなみに水島さんはいろいろな作品を手掛けられていますが、私テレビシリーズではなく劇場版でしか呼んでいただけないのは、どういうことなんでしょうか?(佐倉さん)

という質問も。

それに対して水島監督や永谷さんは、

まあいろんな都合ってものがありますから(笑)。でも宮井、すごくよかったですよ。(水島監督)

佐倉さんがおっしゃっていた通り、やりきってほしい感は僕らもありましたね。(永谷さん)

(後編へ続く)

劇場版「SHIROBAKO」 公開日記念特別上映イベント 開催決定! 水島努監督やメインキャストも登壇! 2月29日、映画館にあおい達が帰ってくる!


2020年2月29日に公開された劇場版「SHIROBAKO」が、再び2月29日にスクリーンに帰ってきます!
2020年公開当時には、残念ながら開催ができなくなってしまった本作の舞台挨拶。
閏年に公開されたことにちなみ、「変な話、1周年記念舞台挨拶」も実施する、特別記念上映会の開催が決定!
会場は新宿バルト9にて、水島努監督や木村珠莉(宮森あおい役)ほかメインキャストが登壇、入場特典としてオリジナルクリアファイルをプレゼントいたします。
チケットの販売は、チケットペイにて 2024年2月3日(土)12:00 よりプレリクエスト先行を受付開始、価格は3,800円(税込み)となります。
そして、作品公式Xでは、本日より登壇メンバーへの質問の受付が募集開始!
みなさまからのたくさんのご質問ご応募をお待ちしております。
一緒に劇場版「SHIROBAKO」の公開記念日をお祝いしましょう!
 

劇場版「SHIROBAKO」上映会~変な話、1周年記念舞台挨拶〜 イベント詳細

■イベント概要
公演名:劇場版「SHIROBAKO」上映会~変な話、1周年記念舞台挨拶~
場所:新宿バルト9
開演:19:00~
チケット価格:3,800円(税込)
チケット販売:チケットペイ(https://www.ticketpay.jp/booking/?event_id=49382
プレリクエスト先行(抽選):2024年2月3日(土)12:00〜2月12日(月・祝)23:59
一般販売:2024年2月20日(火)20:00 より受付開始

【登壇】
水島努(監督)
木村珠莉(宮森あおい 役)
佳村はるか(安原絵麻 役)
千菅春香(坂木しずか 役)
髙野麻美(藤堂美沙 役)
大和田仁美(今井みどり 役)
永谷プロデューサー(司会) ほか
※登壇者は予告なく変更する場合がございます。予めご了承ください。

【入場者特典】
オリジナルA4クリアファイル

主催:インフィニット  販売協力:チケットペイ
 

■注意事項
・チケットの販売はお1人様4枚までお申し込み可能です。
・当落および座席は抽選で決定いたします。座席をお選びいただくことはできません。
・座席番号については、チケット券面にてご確認ください。
・転売目的でのご購入は、固くお断りいたします。
・抽選やイベント内容に関するお問い合わせにはお答えいたしかねます。
・状況により、止む無くイベントを中止させて頂く場合がございます。予めご了承下さい。
・いかなる事情が生じましても、ご購入後・お引き換え後の鑑賞券の変更や払い戻はできません。
・上映開始後の途中入場はご遠慮いただいております。
・場内でのカメラ(カメラ付携帯電話含む)、ビデオによる撮影・録音・録画などは固くお断りいたします。
・車椅子でのご鑑賞をご希望されるお客様は座席指定券の購入後、劇場までご連絡ください。
 車椅子スペースには限りがありますので、ご利用人数によっては所定のスペース以外でご鑑賞いただく場合がございます。また、イベントの内容やマスコミ取材により、所定のスペースからご移動いただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
・当日オフィシャルカメラによる撮影が行われ、テレビ・雑誌・ホームページ等にて、放映・掲載される場合がございます。予めご了承ください。
 

登壇メンバーへの質問募集開始!


2/29(木)劇場版「SHIROBAKO」上映会に登壇する監督・キャストへの質問をXにて募集いたします。
 
募集期間:1/26~2/12まで
応募方法:公式@shirobako_animeをフォローの上#どんどんSHIROBAKO質問箱 を付けて質問を投稿
 
沢山のご質問お待ちしています!

『劇場版「SHIROBAKO」』コミックス出版記念プロジェクト from 富山県南砺市 クラウドファンディングが5/27~開始!

『劇場版「SHIROBAKO」』コミカライズ版の電子書籍全9話を、大ボリュームの紙コミックス(全1巻)として出版することを記念したプロジェクトが、出版元のparubooksによって始動!

応援してくださったファンの皆様全員のお名前をコミックスに刻み、記念グッズと共に誰よりも早くお届けするクラウドファンディングが5月27日(金)11時30分よりスタートします。
7月25日(月)までの期間限定、各コースとも数量限定ですので早めの支援申込がおすすめです!!
クラウドファンディングのページはこちら!

【『劇場版「SHIROBAKO」』コミックスあらすじ】
“ムサニ”こと武蔵野アニメーションの制作進行、宮森あおい。
『タイマス事変』を経て傾いた会社で、進むべき道を見失いかけていた彼女は、降って湧いた劇場用オリジナルアニメーションのプロデューサーを任される。劇場公開まで残された時間はわずか10ヶ月、かつてのムサニメンバーは散り散りに・・・この状況で果たして作品を完成させることができるのか?
好きなことを仕事にする―――誰もが憧れ、そして多くの人が夢破れていくアニメーション業界の中で、もがきながらも進み続ける5人と、アニメ制作を愛してやまない多くの人々を描いた、2020年公開の『劇場版「SHIROBAKO」』を忠実にコミカライズ。

四六判ソフトカバー、本文モノクロ
作画:扶持田一寛
構成:藤田里奈
原作:武蔵野アニメーション
発行:parubooks (一般社団法人地域発新力研究支援センター)
発売日:2022年9月下旬(予定)
ISBN:978-4-909824-07-3
©藤田里奈/扶持田一寛/2020 劇場版「SHIROBAKO」製作委員会/ビーグリー

※まんが王国で全9話が電子版で配信された『劇場版SHIROBAKO』を、コミックスとして再編集しました。
※まんが王国『劇場版「SHIROBAKO」』配信ページ 
https://comic.k-manga.jp/title/132114/pv

劇場版「SHIROBAKO」U-NEXTにて独占見放題配信が決定!!

『劇場版「SHIROBAKO」』がU-NEXTにて11月23日(火・祝)より独占見放題配信がスタート致します!

まだご覧になっていない方、もう一度ご覧になりたい方は是非この機会にご覧ください!

U-NEXT 視聴ページはこちら!

※見放題配信は11月23日(火・祝)より開始致します。

劇場版「SHIROBAKO」レンタル配信が2月8日(月)よりスタート!

『劇場版「SHIROBAKO」』のレンタル配信が決定いたしました。
2021年2月8日(月)より各配信プラットフォームにて順次配信開始となります。
配信でもぜひお楽しみください!

レンタル価格:500円(税別)

※配信日時は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。

<配信プラットフォーム>
U-NEXT
Amazon Prime Video
dアニメストア
Google Play
ABEMAストア
dTV
ニコニコチャンネル
TELASA
J:COMオンデマンド
milplus
ひかりTV
GYAO!ストア
クランクイン!ビデオ
FOD
Paravi
ビデオマーケット
music.jp
DMM.com
PlayStation Store
Rakuten TV
バンダイチャンネル
HAPPY!動画
TSUTAYA TV
ムービーフルplus
ゲオTV
COCORO VIDEO

 

『劇場版SHIROBAKO』コミカライズ 配信開始日決定!

『劇場版SHIROBAKO』コミカライズ 配信開始日が決定いたしました!

2021年1月31日より「まんが王国」で独占連載スタート!!

劇場版SHIROBAKO

作画:扶持田一寛、構成:藤田里奈、原作:武蔵野アニメーション

まんが王国 https://comic.k-manga.jp/

 

~あらすじ~

『劇場版SHIROBAKO』待望のコミカライズ!! 時に迷い、時に涙し、時に笑い合ったあの時から4年。憧れを胸にアニメーション業界に飛び込んだ少女だった5人は今、日々葛藤しながらも業界で仕事を続けている。そんな中、制作進行の宮森あおいは新企画の劇場用アニメーションを任されることになった。しかし、この企画には思わぬ落とし穴があって…? 変化した環境、新たな仲間。不安がよぎる中、作品制作が幕を開ける!

劇場版「SHIROBAKO」Blu-ray&DVD発売記念!『どんどんドーナツどーんと行こう!応援の輪 メッセージ募集企画』開催決定!

1月8日(金)に劇場版「SHIROBAKO」Blu-ray&DVDが発売することを記念して、メッセージ募集企画の開催が決定しました!Twitter上で「#SHIROBAKO応援の輪」のハッシュタグ数が増える度に、お祝い直筆コメントやイラストを公開いたします!さらに、参加者してくれた方の中から抽選でキャストサイン入りのB2販促ポスターをプレゼント!ぜひご参加ください!!

<参加方法>
●開催店舗から参加する場合

①店頭に設置されている付箋に劇場版「SHIROBAKO」の感想や応援メッセージを書いて、ボードに貼る
②ボードに貼ったメッセージを撮影する
③撮影したメッセージ画像をTwitterでハッシュタグ「#SHIROBAKO応援の輪」をつけ投稿する

【開催店舗】アニメイト池袋本店、アニメイト名古屋、アニメイト秋葉原本館、アニメイト広島、アニメイト大阪日本橋、AKIHABARAゲーマーズ本店、ゲーマーズ 名古屋店、ゲーマーズ なんば店、とらのあな 秋葉原店A、HMV 立川、ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba、ヨドバシカメラ マルチメディア梅田、ソフマップAKIBA④号店 アミューズメント館、エディオン 広島本店

●開催店舗が近くに無い場合
①Twitterでハッシュタグ「#SHIROBAKO応援の輪」をつけ、感想や応援メッセージを投稿する

<「#SHIROBAKO応援の輪」ハッシュタグ達成数に応じてお祝い直筆コメント&イラストを公開!>
100件達成 藤堂美沙役・髙野麻美さん直筆コメント& 今井みどり役・大和田仁美さん直筆コメント
300件達成 メインアニメーター森島範子さんお祝いイラスト
500件達成 安原絵麻役・佳村はるかさん直筆コメント& 坂木しずか役・千菅春香さん直筆コメント
700件達成 キャラクターデザイン関口可奈味さんお祝いイラスト
1000件達成 宮森あおい役・木村珠莉さん直筆コメント& 宮井楓役・佐倉綾音さん直筆コメント

<さらに!参加者抽選プレゼント>
参加してくれた方の中から3名に、宮森あおい役・木村珠莉さん&宮井楓役・佐倉綾音さん 直筆サイン入りB2販促ポスターをプレゼントいたします! ※当選のご連絡はTwitterのDMにてお送りいたします

<開催期間>
2021/1/7(木)~1/17(日)

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